吉川一義 著
プルーストの「失われた時を求めて」その長きに渡る著述のなかでの絵画シーンを手がかりに読み解き そのエッセンスの 恋愛 同性愛 死 ユダヤ人 スノビズム 時間 芸術論 などなどをわかりやすく案内 〜トビラより要約
あまりに有名な紅茶とマドレーヌ その甘美な景色のプルースト そして大好きなフェルメールが登場というので プルーストかフェルメールかどちらが先だったか今となっては・・・の「デルフトの眺望」その描写”小さな黄色い壁 浜辺はバラ色で 青い服を着た小さな人”
絶対見に行く❗️と心に誓った⭐️
援用〜って言うのね や暗示された画 ブリューゲルの描く農民の赤い顔 小説の文言だけでは不十分だっと古道具屋の描写が「評価を絶する一幅のレンブラント」と読者の想像力に委ねたり 睡蓮の描写には当時の展覧会でのモネの連作だったというお話などなど🎶こんなにも絵画の描写があっとは
文章の抜粋もあり いつも途中挫折ダイジェスト版パラパラとか💦なのにまたしても読んだ気になった⁈ʕ•ᴥ•ʔでもそろそろ全巻ちゃんとゆっくり噛みしめる時期・・・なのかもしれない