藤沢周平
桑山又左衛門が野瀬市之丞からの封書を 行燈を引き寄せ五十を過ぎ見えにくいためニ年前に買った眼鏡をかけて
開けると果たし状だった・・・
という始まりで時は片貝道場で鍛錬の日々へと 又左衛門が上村隼太と呼ばれていた頃 野瀬市之丞 杉山鹿之助 寺田一蔵 三矢庄六 楢岡図書の屋敷でのこと そしてその娘千加どのこと その上士と下士の身分を超えた付き合いや葛藤 ここへんは青春群像劇🎶
その後の諸々の出来事により藩の主席家老と上り詰めた又左衛門 無禄の“厄介叔父”の野瀬市之丞のラストまで一気読みしそうだったがお出かけ多くて日が空いたけれど^ ^
その諸々の出来事に引きずり込まれる⁈
「太蔵が原」の開墾という夢に向かって行く隼太を中心に それぞれの結婚や三十代四十代の彼らのその後 藩の政権争いなどに関わりながらの大筋に加え 上村家の女中ふきの扱いにパワハラセクハラやんとか思いながらも ほかのちょっとした人物にも配慮があるその人間の描き方が魅力⭐️
桑山又左衛門五十二歳 冒頭の記述に佐々木蔵之介を^ ^若いころは誰にしようか 野瀬は?男前杉山はとか俳優さんいろいろ思い浮かぶがなかなか当てはまらなかったけど 若きふきはやっぱ黒木華かな♪
図書館新刊棚に文庫本♪藤沢周平好きオススメ本貸してもらってた仕事先の奥さまのことを そういえばいつもお正月明け初仕事にお善哉御馳走になりながら本や映画の話弾んで仕事そっちのけやったな^ ^とか
というわけでそういや鏡開きまだやったのでおぜんざいを♪今日は仕事に行った夫帰ってきたらと思ったけれど先に食べちゃった昼ごはん代わり ちょっとムネヤケ💦