サラ・ウォーターズ
中村有希 訳
ヴィクトリア朝ロンドン サザークのラント街の錠前屋〜実は故売屋 イッブス親方の家で暮らすスウことスーザン・トリンダー〜もうすぐ17歳は掏摸が生業 取り仕切るサクスビー夫人〜引き取り手のない赤ん坊を預かり育ててはどこぞにということをやっている 同居の孤児のジョンやディンティには手を下すがスウには特別の愛情を注ぎスウも“母ちゃん”と慕っていた
そこへ詐欺師“紳士”ことリチャード・リヴァースが田舎の城に住む世間知らずの令嬢モードと結婚しその財産をいただくという儲け話を持ってきた うまく事を運ぶためにスウにその貴婦人の侍女になれと言い謝礼は2千ポンドというのに“母ちゃん”を喜ばそうと特訓を受けてブライア城〜荊城に赴きモードの育ての親 叔父クリストファー・リリーとモード嬢のもと世間と隔絶した世界で奮闘し計画は着々と進められていくのが・・・
上巻 第一部 始まりのロンドン貧民街や人々の様子 スウの勢いの良い台詞に なんだディケンズじゃん♪その後の成り行きよくあるパターン
とナメてかかっておりましたが^ ^なんと!
第二部あたりから様子が違ってきて!!下巻に突入 え⁈どうなるの⁈⁈と先を急ぎ読むのを止められないこの三日間♪ジム休もうかなと何度も思いながらもいちおう行って帰って来るなりかじりつき・・・先ほど読了⭐️面白かったぁ・・・
ネットの読書案内で紹介されていたんだったかな ちょっとハーレクイン・ロマンのノリだけどヒストリカル・ダガー賞受賞の歴史ミステリということ著者はやっぱり!ディケンズにも傾倒のようです
おぞましいけど荊の城の叔父さんの書架とか見てみたい♪まるでネトフリドラマだわ🎶2004年版なのであるかもと思ったら ありましたね^ ^BBCしかもスウ役サリー・ホーキンスこれは見たい!探してみよう そして著者前作の「半身」もぜひ読もう!また楽しみ一つ♪📚