監督 スティーブン・フリアーズ

出演 サリー・ホーキンス スティーブ・クーガン ハリー・ロイド 他


フリッパ・ラングレーは仕事で上司に正当な評価を受けず 持病のME〜筋痛性脳脊髄炎という倦怠感などで生活に支障をきたすというまるでコロナ後遺症みたいな⁈  が ストレスでますます増幅だが 離婚別居中の夫と2人の息子たちとの生活のため辞められない



という状況のところ教育の一環なのかな 息子を連れて嫌々行った観劇で シェイクスピアの描いた醜く悪人の「リチャード三世」のことを もしかしたら自分のように正しい評価を受けられず不遇な運命だったのかも⁈と彼に肩入れ 

その歴史研究にのめり込むと歴史書にはシェイクスピアとは真逆のリチャード三世がいて その名誉回復を願いながら“1485年に死亡その遺骨は近くの川に”という説を覆すべく遺骨探しを始める・・・



という 500年にわたり行方不明だったリチャード3世の遺骨発見を成し遂げその歴史を覆したフリッパー・ラングレーの実話 好評価のドキュメンタリーを元にした映画だそうです



普通の主婦の言うたら推し活 そやけどリチャード役の俳優〜なかなか素敵❤︎に行かずそっちに行ったというのがもう非凡 

まずはリカルディアン〜リチャード三世協会 歴史家にも物怖じせず 調査資料を元に資金調達には市や大学を巻き込みというのもただものじゃ無い


ご本人↑ 


その後の大学側の手柄横取りにも屈せず〜披露イベントにカンバーバッチの朗読をとか言ってて笑った^ ^



洒落た会話や離婚したとはいえ子どもたちはもちろん元妻への思いやりとか なんだかんだとなんとナイスな元夫〜スティーブン・クーガン と思ったら共同で脚本もとありました♪それにふたりの小学生兄弟がまさにこの親にしてこの子ありなええお子たち

卑劣な大学関係者とかそこへんもイギリス的というか痛烈皮肉ながら時おりクスリと笑かしてくれる^ ^



そんななか時おり現れる亡霊くんリチャードが素敵♪やし〜ラストにお参りに来た役者の彼というおまけも嬉しい^ ^

スティーブン・フリアーズ&サリー・ホーキンスどちらも大好きなんだなー🎶




画面の色合いがいい エディンバラ城 旧市街の街並み〜あの頃トレインスポッティングに触発されて行ったなぁ 大聖堂 パブ とても印象に残った赤い鉄橋〜フォース鉄道橋らしい とロケーションも良かったぁ・・・かてて加えて発掘も〜かつての楽しかった土器洗いのバイトよみがえる♪

と好きがいっぱい詰まった映画でした⭐️

今年の暫定一位🎞️


ブロ友emiさんのレビューにこれは面白そうと探したら京都シネマでやってて4時過ぎから1回のみしかも木曜日〜次の日で終了!せき立てられるように!!


コロナになってからも何本か劇場にも足を運んではいたけれど京都シネマは応援Tシャツ買いに行って以来3年半ぶり そろそろと思う頃いつも 第◯波に阻まれてミニシアター狭い空間で躊躇していた 

しかもこのごろ配信ばかりで映像疲れもあってもうこのままかなと危惧していたので ほんと良いきっかけになりました ありがとう


大きな劇場で迫力も良いけど 家でくつろぎ大画面も良いけど やっぱり私の居場所はここと思った♪電車乗って出かけて本屋さん覗いてとサラッと街歩きもある私の“映画鑑賞”ってそういうことよね⭐️