ゾラン・ドヴェンカー
小津 薫 訳
ベルリン グナイゼナウ通り 二十代の終わりというのに失業したクリス その弟ヴォルフ ギムナジウムで学んだ夢溢れていた頃の仲間 タマラとその親友フランケ 4人が久しぶりに再会
クリスが偶然遭遇した出来事から依頼人に代わり謝罪するという謝罪代行会社sorryを始める
会社は意外にも軌道に乗り グルーネヴァルト湖に佇む憧れのヴィラを拠点に共同生活を始めた
そんなときラルス・マイバッハと名乗る依頼人が指定したところに行くとそこには・・・!
というところで最初の「“あいだで起きたこと” おまえ」の章の場面 猟奇的8ページが広がる
映画でよくある展開ですね^ ^その後は4人の家族や友人それぞれの事情をからめながら
“以降に起きたこと”“以前に起きたこと”で時代を行きつ戻りつ さらに“わたし”や“現場にいなかった男”など登場し謎を深めていく
前半集中頭の中にさまざまなことを配置ワクチン接種副反応のしんどさを忘れることができました^ ^後半は森や湖の情景なども思い浮かべながら途中 もしかしたら⁈の人物なども推理〜当たってたね♪しながら一気に読了!
発端の過去の出来事にジャニーズ性被害重なる その後の展開にこういうようなとき いつも思い浮かぶ映画「愛の嵐」過酷な状況下で芽生えるというか覚まされるというか人間の昏い部分について考えたりもしたりの本友さんのおすすめ2冊目のミステリでした⭐️