吉原真里
二十代でブロードウェイで活躍 三十代には「ウェスト・サイド・ストーリー」で大スターとなり クラッシックでも数多くの作品を作曲 世界のトップオーケストラを指揮 何百枚もの名盤を世に送り出し 六十代を迎え世界的地位と名声を得てからは 人権、核兵器廃絶、エイズの治療研究などの社会活動を続ける・・・
〜本文中より抜粋
そんなマエストロの世界に関わった日本人二人
1947年 CIE図書館で音楽雑誌の彼のエッセイを読み レコードを探して聴き 彼の音楽の虜になってファンレターを送ったのがきっかけで 結婚してからは家族ぐるみでの彼との親交や 彼への理解を深めることが自身の生きる糧となり その後の生き方へも影響をという
天野和子さん
1979年のバーンスタイン来日ツァーで彼と出会い恋に落ち切々とラブレターを送り続け その後自らも舞台芸術の世界に入り やがてバーンスタインの来日には日本のスタッフをつとめマエストロに欠かせない存在となった
橋本邦彦さん
ふたりの愛と友情 いたわりにあふれた書簡を読み解きながら その愛のカタチの変換をたどりつつ 戦後日本の音楽界の歴史もたどる
来日コンサートのプロジェクトは一大事業となり煩雑な工程や舞台裏なども興味深く コロンビア グラモフォンなどレコード産業はビデオへと ししてソニーのウォークマンの登場 ベーム カラヤン バーンスタイン という時代など懐かしい
我が家のレコード探したけどカラヤン派⁈^ ^ホコリにまみれたこの2枚〜そう レコードもいい加減処分しなければね
「ウエストサイド物語」その後マエストロの周辺にはこんな物語が⭐️数々の図書館の資料を調査ノンフィクションに しかもこれは先に出版の日本語版ということでした
「Dearest Lenny: Letters from Japan and the Making of the World Maestro」(オックスフォード大学出版局刊:2019)