ウチのレトロコーナーにて♪


ー占領期カラー写真が描く<オキュパイド・ジャパン>とその後
植田憲司 衣川太一 佐藤洋一 編

情報統制が行われていた占領期 1945-1952 その見えざる頃の日本の姿を占領軍関係者などの個人の撮り手によるパーソナルな写真が彼らの帰国後保管されていたものが流出 それを収集し里帰りさせ すべてに補正処理を行い手を加えてよみがえった写真
ポール・サイモンの「僕のコダクローム」にも歌われた20世紀アメリカの文化の一翼を担うものだったコダクローム〜スライドフィルム についての丁寧な解説のあとに写真

1945年9月25日 京都進駐 に始まり
2 撮影者たち 
その住居や娯楽観光のスナップ写真など
3 戦争の影を踏む 
占領期のクリスマスの様子や表紙写真の進駐軍向けレストラン 京都プルニエ(祇園甲部歌舞練場)など
4 変わらない日常の風景 
エプロン姿や晴れ着 街角の子どもたちの笑顔など明るくて 祇園祭や先斗町など今とほとんど変わりなく街ゆく人の白いワンピースなど清潔感あふれて 夜の商店街は情緒にあふれる
やっぱり一番興味いノスタルジック光景⭐️
5 フレームの内と外 
傷痍軍人や遊郭と影の部分も
6 接収解除 
1952年サンフランシスコ講和条約発効にともない占領は終わるものの 京都府立植物園など1957年12月まで待たねばならなかったそうで 日の丸が揚げられた丸紅京都支店 大建ビル〜ココン烏丸など 
7日本のあらゆる場所で
京都以外にも東京 札幌 呉 の様子

本屋さんでレトロな写真の表紙に惹かれて♪だったけどいざ開けてみたら 進駐軍 占領 統制 と“戦争を知らない子ども”にはハード⁈な滑り出しでしたが
honey bucket cart 汲み取り車⁈そういえばそんなもん をはじめ慎ましくその内面の清潔さを感じるニッポンの写真群でした⭐️