イアン・マクドナルド

下楠昌哉 訳


古書ディーラーのエメット・リー 閉店する書店の在庫の山から凝った造本の古ぼけた詩集「時ありて」をゲット

頁には一枚の便箋が挟まっていてそれは

親愛なるベンへ に始まり

“時ありて、また時ありぬ”トム

という署名で終わるラブレターだった⁈

第二次大戦下 ボスニアの戦地での30代後半と思われるふたりの映像など 手紙に隠された謎を追いながら二人の男の足跡をたどるうちに自身も迷宮を彷徨うことに・・・


ハイランダー〜不死者の騎士団 もしかしたら不死者⁈それとも時間旅行者⁈出ました!量子論←苦手💦 ながらも 1933年開店の黄金の頁書店はじめヨーロッパの古書店めぐり クリスチャン・ルブタンでキメているルイーザなどディーラー仲間とのパブ模様 協力者のソーンとひなびた田舎町での同居探索などなど心くすぐる要素がいっぱい🎶


スティングの♪イングリッシュマン・イン・ニューヨーク♪も流れてきたので口づさみながら🎶ラストのオチへ⭐️一気!に155頁

読めそうなのに読めなかったのは前半エメット・リーバージョンと詩人トム&ベンのバージョンがランダムに交差するから時々どこに時ありて⁈となったから慣れるまで・・・

それにしても今どきの映画のような 筆者はかなり若い方かと思いましたが1960年生まれ 英国SF界の代表作家だそうですがたぶん初見⁈また他のも読んでみよう♪




書店だったか書評だったか⁈で図書館リクエスト

この装丁〜川名潤 がいいのですがピッタリカバーで見られなくて残念💦 画像サイトよりお借りしました↓