戦渦のシリアから2016年のリオ五輪へ。大きな危険を冒して海を渡った2人の姉妹は、その情熱と水泳の才能で人々に希望をもたらそうとする。 


監督サリー・エル・ホサイニ  

出演マナル・イッサナタリー・イッサマティアス・シュヴァイクホファーアフマド・マレックアリ・スリマン 

〜Netflixより


シリアのスイマー ユスラとサラがドイツの水泳コーチのスヴェンにプールでの練習許可を交渉

という始まりに軽く明るい雰囲気で視聴したが覆される前半の展開




内戦のシリア サラ ユスラ シャヒドの三姉妹の父親はオリンピックを目指していた元スイマー 娘たちをオリンピック選手に⭐️と特訓 

ここんとこテニスの「ドリームチーム」彷彿父親の雰囲気も似てる!〜途中2015年〜マイケル・フェルペスのメダルは7個という報道が

大会の会場爆破や友だちの死に出国を決意 サラとユスラに従兄弟ニザールを加えドイツを目指す

イスタンブール経由 仲介者ギリシャのレスボス島に向かう船にと浜辺にたどり着いたら船というがエンジン不調 穴の補修があるボートだった・・・

ここまでもじゅうぶん過酷なのにそれから先はもっと 定員オーバーのボートにはアフガニスタン スーダン エリトリア などなどさまざまな国のさまざまな人々 なかには赤ちゃんも 

荒れる海 動かないボートを修理するひとの連携 泳げない人に泳げる人が着くようにという指示を出したり転覆の危機にまずは荷物を海へ などそれぞれの連帯とサラの采配ぶり⭐️ついにはロープを巻いて泳いでたどり着くサラとユスラ 姉妹愛が素晴らしい



その後も徒歩 トラックでハンガリーへ そしてやっとドイツ到着 その受け入れ状況がさすがドイツだが 難民認定には時間がかかる そんななか難民チーム結成でリオ五輪をに出場



という「バタフライ〜17歳の難民少女がリオ五輪で泳ぐまで」という自伝に基づく 難民チームのことは記憶にあるけれどこのエピソードは知らなかった💦しかも2020年東京オリンピックにも一員として来日ということでした


まるでドキュメンタリーのような でも決して辛いばかりではない 少女ふたりの勇気や周りの人へと思いやりにあふれた行動に感動の一本でした⭐️