アン・タイラー
小川高義 訳

ボルチモア郊外 アパートの管理人を勤めながらコンピュータのトラブル解決というか 便利屋テック・ハーミットを営む もうすぐ44歳のマイカ・モーティマー
毎朝 7時15分からランニング シャワー 朝食 掃除は曜日によってやるところが決まっている
^ ^家事にプライドあり 決められたルーティーンをこなしながら運転は“交通の神さま”に褒められつつ⁈キッチリと
そんな彼のもとにある日青年ブリンクが現れ あなたの息子かもしれないと言われ その母親 もう20年以上も会っていないローナが訪ねてくることになり・・・ということをきっかけに決まりきった日常が少しずつ変化していく


少ない人付き合いながらアパートの住人や呼ばれる便利屋としてのやりとりにマイカの人となりが表れていて 好きにならずにいられない⁈^ ^
ちゃんとキャスという小学校教師の恋人もいるのですが ふたりの関係もブリンクの出現で揺らぎはじめます


マイカの実家の賑やかさや 女子会に消防車出動を出張の男性ストリップ⁈と思うとこなんか 欧米の映画によくあるね^ ^

ちょっとこないだの映画パターソンみたいなと マイカにアダム・ドライバーを思いながら読みました 素敵なキャスは誰にしようかなー♪
ラスト繰り返される 出会いのとき生徒に語るキャスの言葉“つらい心を抱えた人”にマイカならずともグッときますね

淡々としていながらもじんわりと心にしみる⭐️アン・タイラー今も素敵に物語をつむぐ
昔大好きで彼女の作品ばかり読んでいましたね 巻末のポートレートも素敵です!

本屋さんで惹かれた ん?な題名は “いつも通る道にある消火栓が小さなひとに見える” というワケなのでした 私もウォーキングのときパッと見誰かが?いると思ってイヤイヤ違うと打ち消すコーナーがあります^ ^

図書館予約がドッサリ到着!しばらく活字に浸ります🎶