ハンナ・ティンティ
松本剛史 訳
主人公のひとり 体に12の銃弾がある⁈ホーリーはあらゆる銃器〜ライフル ショットガン マグナムリボルバー デリンジャー を持ちトラックでアメリカじゅうを転々とし
もう一人の主人公 12歳になった 娘ルー〜ルイーズに銃の撃ち方を教える〜にはひゃー銃社会アメリカやなと
そんなふたりが 亡くなったルーの母親リリーが育ったニューイングランド海辺の街オリンポスへと腰を落ち着けることに リリーの母ルーの祖母メイベルの元を訪ねるものの追い払われ・・・というのに始まり
ホーリーの少年時代に遡り相棒ジョーヴと組んでの仕事で負傷という話の
銃弾#1 という章が現れホーリーのこと
父娘は街で漁をするものの地元の人たちとは馴染めず ルーは学校でいじめられての反撃すざましくますます周りを遠ざけることに そんなとき唯一あたたかい眼差しの校長グンダーソンや 同級生マーシャとのこと などのリアルタイムの出来事が という青春物語⭐️ルーのこと
が交差しながらの進行
銃弾#2あたりから えええこれもしかして12も続くの⁈とホーリーの足跡をたどる 車泥棒 に取り立て屋と そのならず物ぶりなのに なぜか心惹かれる^ ^ 銃弾#2や3など一つの独立した短編の趣
そして銃弾#4で母親リリー登場♪ のエピソードがまた楽しい 中盤その母親の死にまつわる話のミステリ色で興味を引きつつ 銃弾#7.8.9で明かされる!とこなどあでやか⭐️
アリゾナからアラスカの氷河まで先々での自然の描写に出来事はロードムービーのようで 銃撃戦には解放感⭐️が心地よい
ハドソン川を船🚢でという夢を持つ相棒ジョーヴの愛読書がディケンズ“デイビッド・コパフィールド”に ははん♪ ほんとこれ現代のピカレスク・ロマン悪漢小説だわぁと^ ^
そんな主人公以外の おばあちゃんたちや悪人さえも魅力的な人物群
“もうやめて引っ込んだのでは?”に
“引っ込むのを引っ込めた”なんて会話もオシャレで楽しい
何故か時計のコレクション話クレプシドラ〜水時計や ポーチのかぼちゃ🎃ハロウィンや花火 進水式のシャンパン🍾フォーチュンクッキー🍪緑のキモノのバスローブそれにプレリードッグ↓
これはもう映像で見たい!ネトフリドラマにしてくれよー やっぱりホーリーはベン・アフレックかなー^ ^とか思いながら読んでいたら 巻末に映像化とありました🎶
なんと完成までに7年を要した⭐️そうなのに2日で読んでしまったʕ⁎̯͡⁎ʔ༄ほんとうは1日じゅう読んで浸っていたかったけど午前はジムへ!帰ったら続きを読める♪と思うとわくわくの日々でした🎶本📚友さんありがとう❕