エルス・ペルフロム 作
野坂悦子 訳
1943年 スペインのアンダルシア地方の貧しい家庭に生まれた少年 クロ〜サンチャゴの8歳から16歳になる1951年までの物語
通っていた学校をやめさせられ 一家の働き手として ヤギ飼い オレンジ売り 11歳になってからは建設業大工見習い 陶器の行商 オリーブ摘 ・・・とそれはもう過酷な仕事ばかり でも暮らし向きが良くなるのだったら嬉しいのだけれどまったくで 石川啄木状態 “働いても働いても楽にならざる”8年間 なんとか利益を得ようとる涙ぐましい努力甲斐がいしくて⭐️
辛いはずなのに両親や弟妹を思いやる気持ち 家族の様子はあたたかい
修道院に学ぶ外国や上流階級の子息たちを垣間見ながらのそこでの仕事で その修道院長ドン・フロレンシオの犬ヒロヒト⁈〜フランコ政権の頃 日本は反乱軍を支援のため
にはステーキ⁈ というこの格差社会が現代と同じやなあとか思いつつ
ロマとの交流 祝祭日の父親の従兄弟アルヘンとフィロメナのエピソードやサンブラ〜住居の洞窟ロマそしてフラメンコなどスペインの暮らしや歴史を学ぶことに☆
読後感爽やか 書評だったか本屋さんでだったかの本書 手元に届いたら ん?字が大きい❕し語り口優しく はもしかして児童書⁈でした🎶子ども向け 子どもたちには是非!オトナたちにだって是非‼️読んでいただきたい
クロ 7月25日 お誕生日同じだわ♪ 聖ヤコブ スペインの守護神なのでサンチャゴのラストのエピソード⭐️救われる
章ごとの版画〜早川純子作 がまたいい🎶
オランダの作家によるスペインの物語 金の石筆賞受賞の本作は 扉の“夫サルバドールに捧ぐ”という 著者の夫の子ども時代によるそう というのにまた感激ひとしおの読後でした⭐️
今日のミッション📖読了クリア
なんと夕刻の映画も🎞クリアしたんだよね〜感想はまた明日 みながらアイロンも^ ^
良く働きました★彡