桐野夏生
整形を繰り返しながら
何かに追われるように
生活の母親とともに
6歳になってからは
アジアからヨーロッパへと渡り
ロンドン・パリの下町へと移り住み
今はナポリの街に住む19歳になった舞子の
似たところのある境遇と思われる
七海という人物への手紙
という形式で語られる前半
そんなところに
街にMANGAカフェなるものが出来
舞子は見知らぬ国日本を知ることに
そんなきっかけから
母親のもとを出奔
リベリア出身のエリス
モルドバ出身のアナと知り合い
バングラディッシュから来た
カマールの家に・・・という中盤
そして終盤にやっと
母親と自分自身の正体が明かされ
ラストに小気味よい結末で終了す
表紙のイラストレーション
〜装画 羽鳥好美
と題名
〜フェデリコ・ガルシア・ロルカ
「スペインの警備隊のロマンセ」
の一節より とあります
惹かれて
舞台はナポリなんだけれど
〜ナポリ夢の街〜♪
そんな歌がありましたが^ ^
そんな憧れを吹き飛ばすよな下街の描写
イラストレーションには惹かれたけれど
三人の絡みのシーンはハッキリ言って
あまり面白くなかったわぁもしかして
オバサンいやオバァハンやしかなー?^ ^
桐野夏生さん☆二冊目もあっという間
さっくり入ってくるし時も忘れて
こんな日々のお助け読書にはピッタリ♪
さて今日は片付け小休止
次行こうかな陽射し優しい午后の
3冊目は翻訳ミステリー♪