トッド・フィリップス 監督
トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー製作

ホアキン・フェニックス
ロバート・デ・ニーロ
他出演
2019年アメリカ
第79回ベネチア国際映画祭 金獅子賞受賞



「バットマン」の悪役 ジョーカー誕生の経緯
たしかに舞台はゴッサムシティなのだけれど バットマンも出てこないし 従来のアメコミとは少し切り離した世界

殺伐とした都会でコメディアンを目指す男 ピエロに扮しての仕事にかろうじて少しの誇りと希望を見出しながらのアーサー だったが 笑い出したら止まらないという病⁈や生い立ちにひそむ不幸度重なる不運に本来の優しい心は砕け散り やがて狂気あふれる悪へと変貌していく


DV ネグレクト 福祉の切り捨てなど 現代社会を反映した格差社会 富裕層に憤懣やるかたない人々の暴動はこれからの世界の近未来的!?のような気がする💦

少しのところで踏み止まっているひとって たくさんいると思う それが何かをきっかけに壊れてゆく様 鬱の映画と何かにあったけれど うーん確かにみてるのは辛かった

始終不穏な響きの音楽に相対するかのような懐かしいテレビのコメディ番組やフランク・シナトラ 砕け散る画面にクリームの「ホワイト・ルーム」と音楽の効果大 街の色や階段のあしらい
ピエロのメイクや服の色など画面もよかった

だかなんといっても24キロ減量!ホアキン・フェニックスの背中 「タクシー・ドライバー」のロバート・デニーロ〜今回のコメディ番組の司会者役が これまためちゃくちゃそれらしい♪

が重なり肋骨不気味で鬼気迫る彼無くしては語れぬ世界でした ヒース・レジャーとはまた違うジョーカー☆〜ダンスシーンなどもあって日本でやるなら森山未來さん思い浮かびましたヨ^ ^

夫は少々ご不満で〜暗いしね^ ^
万人におススメとはいかないけれど私は待っていた甲斐のある☆作品だと思いました