F・スコット・フィツジェラルド
神岡伸雄 訳
主人公 アンソニー・パッチは
ニューヨークの上流階級の出で
両親を亡くし富豪の祖父の養育のもと
ヨーロッパとアメリカを行き来
生活の苦労を全く知らず
ハーバードを卒業の後も
中世ヨーロッパの歴史の執筆を掲げるも
無為な日々を過ごす
時は1913年
ハーバード時代の友人作家志望の
リチャード・キャラメルの従姉妹
グロリアを紹介される
彼女の我儘ぶりにさえ魅力に感じ
同じような境遇のふたりは惹かれ合い結婚
贅沢な暮らしぶりを背景に
その後の二人の結婚生活
パーティに明け暮れる毎日
ある日突然の祖父の訪問
禁酒活動に取り組む彼は激怒
遺産は譲らない と遺言を書き換えたあと死去
遺産相続の訴訟を起こすもの長引き
二人はどんどん貧しくなるなか
アンソニーは酒に溺れ
グロリアは美貌を失い
二人の仲は冷え切り破滅に向かって行く・・・
美しく‘‘呪われた’’という訳が素晴らしい☆
書評欄でみつけ図書館予約
〜素敵な装幀 カバー表紙なのに
真ん真ん中に図書館バーコード
意外と早くやってきたにもかかわらず
やる事多いし でも
楽しみながら読みたかったので
期限を3日過ぎてしまった スミマセン
中盤の気怠さや会話は映画の脚本のようで
挿話は短編の趣 戦争体験や
特に転落部分最後は圧巻で迫るものあり
アンソニーはもちろん
作家志望のリチャードにも
フィッツジェラルド自身を感じ
グロリアにはゼルダを
〜こないだ読んだ
のエピソードがよみがえる
デビューの「楽園のこちら側」
5年後の「グレート・ギャツビー」との間の
1922年発表の二作目の作品
その後「夜はやさし」と続くなかで
軽視されていた!?そうで翻訳も
初めてということです
‘‘人間は必ず真似できないタイプの人を
真似ようとする’’など
意地悪く鋭い人物像がいい
‘‘アリスブルー ’’〜薄灰色がかった青色
や情景描写もスキ♪
市立図書館も出てきます♪
セントラルパークや おお!
ここも行ってみたいとことろだった!
グランドセントラルステーション☆ 私
この時代のニューヨークに
行きたかったなと改めて思いました
今日はフィットネスおやすみ
雨降りやしだらだらしようと思っていたけど
9時半には家事すべて終了し
昨日のケーキスタンドいつものところへ^ ^
アクセサリーの整理ができました
そして晩御飯の用意も終了
さてそろそろ準備して
図書館経由4時半から仕事に
もーめんどくさいなぁとも思うけど
アナタがますます元気になるように
なんてったって初!長靴が嬉しいし
さてとどのマリメッコでいこう♪



