町山智浩
”ホラーより怖くて
コメディより笑えて
ミステリーより不思議で
AVよりエロくて
アクションより勇気がでる
究極の恋愛映画22本” 〜オビより
カバー表紙の「ブルーバレンタイン」に
ピンクの題字がちょいと目を引きます
手に取ってぱらぱら観てない映画多くて
「ラスト・タンゴ・イン・パリ」
「愛のコリーダ」
とか知ってはいるけれどちょっとひくでしょう?^^
他もまったく知らない作品が並びます
このなかで観てるのは
「アニー・ホール」
「日の名残」
「ことの終わり」
「めまい」
「隣の女」
「逢いびき」
「道」 でした
きゃ古いのばっかりね^^
おわりに に
”ダメな男達の品評会みたいな本”とありますが
くりかえし語られるのは男と女の恋愛の捉え方の違い
そそ深くて暗い川があるんですよね
解説の松江哲明さんもおっしゃってますね
”決してわかりあえないもの”と
〜あでも私「ファイトクラブ」は好きですよ女ですけど
1 オクテのオタク男はサセ子の過去を許せるか?
「チェイシング・エミー」
イキナリの副題のその切り口
流れる音楽や背景の看板についてなどなど
22本以外も交えての作品解説もさることながら
行間のところどころに筆者の心情が現れていて
とても共感を覚えました
トム・ウェイツのが歌う「ブルースへの招待」で始まるという
アート・ガーファンクル&ハーヴェイカイテル
ウイーンのベルヴェデール宮殿のギャラリー
クリムトの「接吻」エゴン・シーレの「死と乙女」
とこれはみなくてはの
9「ジェラシー」
などなど見たい作品またしても出てきて
「トラウマ映画館」といのも書いてらっしゃるみたい
読みたい本もさらに増える(^ε^)♪