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ロン・ラッシュ

峯村利哉 訳

 
 
大恐慌後のアメリカ ノースカロライナ州の山奥で
製材業を経営のペンバートンが三ヶ月ぶりに
ボストンから帰って来た 新妻を伴って
その美しく謎めいたセリーナは 
ペンバートンのみならず
やがて製材所全体を支配してゆく
 
我欲 支配欲に取り憑かれたふたり
渦巻く陰謀 そして殺人
唖然としながらも引き込まれる展開と
ときおりの森の描写
ユリノキ ヒッコリー オークなど様々な木や
アカネグサ ヤマドリゼンマイ マンサクと草花
リンゴの木を燃やすとバラ色の炎に
などの生活や当時の風俗にも触れられ
 
後半部はサスペンスフルに
愕然としつつ終わりに
 
ペンバートンの子どもを身ごもった
少女レイチェルの父親の挑発に
セリーナにそそのかされ 威厳を示す為に殺害
という冒頭のシーンといい
これは映画になるわなぁ
 

 

ペンバートン役 トマス・ハーディにやって欲しかったなた
と途中まで思ったけど
予告編みたらブラッドリー・クーパー なかなかお似合いです
そして先のグローブ・トロッターの本の写真の雰囲気と
全然違うセリーナ役のジェニファー・ローレンス
まだ他の映画もみたことなくて今後注目ですね♪
 
 
 
あとがきに
” 純朴で、逞しくて、ひたむきで、けなげなレイチェルは
日本人的な視点から見れば間違いなく本作の主人公でしょう”
とあったので読まれてたな とf^_^;)
でもね セリーナの賢くて逞しく美しい
悪女っぷりにもグッときました
あと”影の主役とも呼べるスナイプ率いる伐採班の愉快な仲間たち”
についても 一般庶民の代表として狂言回し的役割もあり
要所要所のアクセントにはホッと一息つけました
”動物たちの活躍にも注目を”
には雪の中の熊との格闘に「レヴェナント蘇りし者」のシーンが
 
壮大な物語世界にどっぷりのこの二日間
洗濯 掃除 花に水やり 食事の後片付け 
はまあしゃーないとして
エアコン&本の日々 ♪♬♩
 
 
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買い物 にお料理をありがとうさん
ダンナさん♪(´ε` )
 
今日も暑くなりそうです
涼みがてらオシゴト行ってきます^^