高田郁
上総の貧しい農村に生まれた
あいは十歳にして糸つむぎが上手ということで
伯母 年子のもとで機織りのてほどきを受け
上総木綿の機織り名手となり
十八歳になり見込まれ
その伯母伯父の養子となり教育を受け
苦労をかさね医者となった
関寛斎のもとに嫁ぐことになる
という
第一章 逢
ここへんあたりまでは いつもの
高田郁さんなのですが その後の展開
第二章 藍
銚子に移り ここで生涯の恩人
浜口梧陵との出会もあり関医院は繁盛
しかし貧乏人からは一切報酬を受けず
家計はつつましく機織りで助けながらも
あいは沢山のの子どもをなし幸せな生活を送る
第三章 哀
徳島藩主 蜂須賀斉裕の国詰め侍医となり
家族は徳島に移るものの
荷を積んだ船が難破 荷は全部喪失
という幕開けに加え
慣れない武士の妻としての生活
子を見送るという打撃もあり苦境に身をさらす
第三章 愛
あらゆる困難を夫寛斎を助けながら乗り越え
安定の生活にいながら
あい68歳 寛斎73歳にて一大決心
立派に育った子ども達など周囲の反対を押し切って
北海道に移住開拓の道を歩む
幕末から明治へと激動の時代を
より添い支え合い生きた夫婦の生涯
とまあ NHK朝ドラのようなのですが
関寛斎は実在の人物で
徳冨蘆花や司馬遼太郎をはじめ
多くの作家によって題材とされているそうで
今回はその妻あいの物語だということです
象徴となる山桃の木も懐かしく
あい
という名には私も思い入れがあり
各章の表題にも気持ちがこもり
心重ね合わせながらも
こんな苦労は出来ないしたくない
ましてこれからの老後の
のんびり生活を捨てて開拓なんて・・・
どこまでもぐうたらな私はせめて
週一のオシゴトによってほんのちょっと
人様のお役に立っているのかな
を頑張ってくることにいたします^^

