バージニア・ウルフ
片山亜紀 訳
1918年 イギリス
戦時貢献が認められた形で
30歳以上の女性に参政権が与えられるも
戦後男性たちが戦場から戻ってくるとともに
職場を解雇され家庭に戻るよう促され
戦場で疲弊した男性たちは
鬱屈した感情の矛先を女性に向けがちであり
ジャーナリズムや文学には女性攻撃がしばしばみられた
そんな時代を経て
男女平等の(21歳)参政権が認められた1928年
ケンブリッジ大学に向けた講演をもとに物語の形をとりながら
女性の文学の歴史と未来への期待を紡ぎ出した
フェミズム批評の古典
~以上解説などから要約 ちゃんとできてるかな?^^
を新訳で 解りやすく読みやすかったです
大学にも行けず 図書館にも入れないそんな状況下
年収500万円と 自分ひとりの部屋がなかったら
女性は作家にはなれない
はさておいて
”美味しく食べていなければ、うまく考えることも、
うまく愛することも、うまく眠ることもできません。”
というのにはおおいに共感をおぼえ
また ”何物にも制御されない精神があったとしたら<それは
シェイクスピアそのひとの精神に他なりません。”
というのに あらためてシェイクスピアの偉大さを☆ミ
50頁あまりの訳注が疎ましいような(p_-)嬉しいような!?
イギリス文学好き 女性作家好きには勉強になりました<m(__)m>

