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黒川 博行


「疫病神」

http://ameblo.jp/naokodepp/entry-12052144855.html

コンビ 第二弾
今度は北朝鮮へ

二宮は重機の輸出 桑原は 
若頭がカジノ建設がらみの投資話の詐欺に遭い
企んだ男を追って



ツアー客となって平壌に行くと 
想像以上の厳しい現実と監視が待っていて
しかも すんでのとこで男を取り逃がし 帰国


という 上巻では 場所は変われどいつもの二人のトーク
桑原が聞くことに ガイドとして同行の柳井が答える
というかたちで北朝鮮という国について
読んでる私も理解を深めつつ
その厳しい現実には心が塞ぎます


桑原さんの”パーマデブはなにしとんのや”
というようなコトバに 少しだけ救われながら ^^

そして下巻では
中国に渡り再び北朝鮮に国境を超え密入国 
その後の極寒の中の脱出劇には
こないだ読んだ「グラーグ55」が重なり
~表紙  有刺鉄線というのも似てますね 


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その北朝鮮から中国に戻る際
二宮は からがら脱出するも 桑原は何処へ!? 


という前半 後半はひとり日本にもどった宮本は
詐欺師を探し もつれた糸を解いてゆく
さて黒幕は?!桑原は?!!


桑原不在のここでは宮本とアシスタント従姉の悠紀の会話が
桑原の代行のようで また面白い


シノギ チャカ ガチゴロ などなど

業界用語?にも慣れてきました ^^

文中に
”こんな粗暴で嫌味な男を好む女は遺伝子に欠陥が”
と いうことは・・・・・私あるのかな欠陥 (^_^メ)


今回も桑原さんの 悪口雑言に嬉々として ♬
軽い言葉にのせられているものの実は
重いテーマもクリア出来ました



というわけで 次は 「暗礁」 を予約しよっと ♪