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ボリス・アクーニン
沼野恭子 訳


~フアンドーリンの捜査ファイル

1878年 イギリスからインドに向かう豪華客船
リヴァイアサン号に乗り合わせたファンドーリンが
船上で起きる密室殺人事件の解明に挑む

前ふりに 
1878年3月15日 パリ 七区 グルネル通り
大富豪 リトルビー卿のの邸宅で起きた
謎の 使用人を含む10人の怪死事件があり

手掛かりのバッジが 
リヴァイアサン号の乗船者に与えられるものだった

というところから始まり
五人の登場人物の視点から交互に
手紙や日記と言う形で語られる

レナーテ・クレバー ~身重で軽薄
クラリッサ・スタンプ ~なにやら訳あり女性
ギンタロー・アオノ ~理解しがたい日本人
レジナルド・ミルフォード・ストークス ~鬱屈していて挙動不審
ゴーシュ警部 ~事件解明のために乗り込み
容疑者をウィンザーの間に一同にして解明していたはずが・・・・


ですが そのほかにもウィンザーの間の他の人々
船長船員 警部の過去の記録の人物などなど
多数登場人物がいます

もちろんファンドーリンも
あ こめかみのとこ白髪に しかも吃音が

こんなところや登場人物の誰彼に
筆者の本領が示唆されているように思います
~については 前回に記述

http://ameblo.jp/naokodepp/entry-12047356039.html


イギリスやフランスをはじめ
お得意^^ 日本人についてなど
国際社会の縮図のような言動も面白く
いろいろな分野への蘊蓄もいっぱい ☆彡


前半 合間に”Oヘンリー短編” 
を挟みながらだったので (^^ゞ
えっとこれはダレやったっけ?なんてこともあったけど
終盤は もう一気に読みました ♪


おまけ ♬


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今日はフィットネスもお休みで明日から夫も夏休み
なので晩御飯もいらないそうで解放感

朝からかなり涼しくて
ひとつ片付けなどと思ったけれど

2個目のガマ口 作ったら
これがまたイマイチで(__)なんやオツカレで

ゴロンと寝ころび本を読んだりメールしたりしてたら
ゴトンと落としてケイタイのカバーはずれ

もしかして暑いの?脱ぎたいの?
~ほんとに熱いのよ もう寿命かな
はずしたままにする^^

桃齧り蝉の声嗚呼夏休み   ☆彡

湯浴みして麦酒♪片手には団扇   ニッポンの夏

涼しげな浴衣に団扇の絵が浮かぶ   黒田清輝?


登場の日本人
アオノ・ギンタローの日記に習って俳句ふう(^_-)