こんにちは。
心・体・脳を5歳
若返らせる専門家
小林奈央です。
昨日は食物繊維の常識に
ついてクイズ形式で
お答えしました。
今日から、問いについて
詳しくお伝えしますね。
水溶性食物繊維と
不溶性食物繊維での
体内での働きは
違います。
水溶性も不溶性も
大腸内で乳酸菌やビフィズス菌など
健康に有益な働きをするエサになります。
これらは善玉菌を増やす
作用があるんです。
腸内を整える作用もあります。
水溶性食物繊維は
水に溶けるゼリー状になり、
小腸で栄養素の吸収速度を
穏やかにするんです。
その結果、食後の血糖値が
上がりにくくなります。
一方
不溶性の食物繊維は水分を
吸収して膨張し便の容積を
増やします。
その結果、大腸が刺激されて
蠕動運動が活発になり排便が
スムーズになります。
有害物質も吸着し便と一緒に
体外へ排出する働きもあるんです。
食物繊維の主な働き
不溶性食物繊維
・ 腸内細菌のエサになる・ 善玉菌を増やす・ 腸内で水分を吸収し、腸を刺激して 蠕動運動を活発にする・ 腸内の有害物質を吸着し体外へ排出する
水溶性食物繊維
・ 腸内細菌のエサになる・ 善玉菌をふやす・ 発酵の過程で乳酸や酢酸などが 腸内環境を整える
・ 食後血糖値を抑える・ コレステロールや胆汁酸を吸着し 体外へ排出する
このように、
2種類の食物繊維の働きはちがうので、水溶性だけを摂ったり、また不溶性食物繊維だけを摂ったりしては、いけません。
どちらも、同じ割合を摂取して腸内環境を整えることで便秘予防につながります。
ぜひ今日から、この知識を頭に入れておいてくださいね。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
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