私は強迫性障害を患っています。



小学生の頃から「確認・繰り返し」などの症状が少しありましたが、一気に悪化したのは子どもを産んでからです。







こわいものが増えました。

できないこともどんどん増えていきました。



例えば、

  • 生肉に触れないので、ハンバーグや餃子など、作れない料理が多い(菌が怖い)。
  • 電池交換ができない(液漏れが怖い)。
  • アルカリ性の洗剤、アルカリ性の液体が使えない(目に入ったらどうしようという不安)。
  • 些細なことで「罰が当たるかも」と考えてしまい、パニックになる。


などなど…。他にもたくさんあります。



この病気特有の「自分ルール」が多すぎて、日常生活に支障がでてきました。
病院に通い始めましたが、すぐには良くなりませんでした。精神的に不安定で、寝込むことも増えてきました。



そんなときに、KAT-TUN上田竜也くんに出会いました。



私は元々旧ジャニーズの他のグループが好きで、その関係でKAT-TUNを見る機会がありました。



上田くんはものすごいオーラを放っていて、私は一気に惹き付けられました。



そして完全にハマったのは、上田くんのソロ曲『カンタービレ』を聴いたときでした。


「君は君だ

誰かの花を真似なくていい

笑って それだけで 君色づくから」


(作詞:上田竜也  作曲:オカダユータ・清水哲平, 2022年 上田竜也の「カンタービレ」から引用)




この歌を聴いたとき、「なんて優しい歌詞を書く人がいるんだろう」と思いました。




強迫性障害が悪化し、できないことがどんどん増え、「私の生きている意味は何だろう?」とまで思い詰めていた私に「君は笑ってるだけでいいんだよ」と言ってくれているようで…本当に救われたんです。



 「カンタービレ」が入っているアルバムです。



上田くんは人の痛みがわかる、優しくて強い人です。



断薬に失敗してしまったので、私の強迫性障害は一生治らないかもしれません。
これからも、生きる意味を見失ってしまうこともあると思います。


それでも私は笑って生きていきます。

それがとても大切なことだと、上田くんが教えてくれたから。



カンタービレは、間違いなく私を救ってくれた曲です。ありがとう。



音譜音譜音譜音譜

【2024/1/19追記】

1/17、1/18に上田くんのソロライブ『MOUSEPEACE2024 我龍転生』
に参戦しました。






ところで私は昨年の夏、ノートに『死ぬまでにやりたい50のこと』を書きました。
40歳を過ぎて、一度人生を見直したかったのです。



「いつ実現できるかわからないけれど…」と思いつつ、こんなことも書きました。


  • 上田くんのソロコンに行く
  • カンタービレを聴く(生で)
  • 上田くんのピアノを生で聴く


5年後、10年後、それ以上かかるもしれないけれど、叶ったら嬉しいなと思っていました。



それがなんと…今回、3つ全て叶ったのです。



上田くんが真剣にカンタービレを弾いている姿、カンタービレを歌っているときの優しい表情、私は一生忘れません。



大げさかもしれないけれど、生きていて本当によかったです。死なないでよかった…。



上田くん、出会ってくれてありがとう。
ファンでいさせてくれてありがとう。



事務所が大変な中、ファンのことを想って、自分のファンだけでなく今までのハイフン全員のことを考えて、ライブを作ってくれたんだよね。



私は上田くんのこういうところが好きなんだ。
かっこいいよ。



ありがとう。何度でも言います。
ありがとう。
私に生きる希望を与えてくれてありがとう。