「ナォコのことは好きやねん。
でもナォコはお母さんと仲良いから・・・
ナォコのためやねんで」
「ナォコのためって言うんやったら別れるとか言わんとって
そんなんナォコのためじゃない。
お母さんと話したときいってくれたやん。
自分にはいろんな環境があるから
何を言われても仕方ない。
その分ナォコを愛するからって・・・」
「そう思ってた。
でもあまかった・・・」
「そんなことで嫌われるような親やと思ってない。
これから無理に会ってとは言わへん。
でも1年2年って経っていくうちにどんなお母さんかわかってもらえると思ってる。
先のことはまだ考えなくていい。
今好きなら付き合って。
その先になった時に今よりもっともっとナォコのコトを好きに
なってくれたら考えも変わると思ってる。
だから今はナォコのことを好きって言ってくれるなら。
別れるとか言わんとって」
言いたいコトは言えた。
シュウジは黙って考えてた。。。
「ナォコな顔を見たら別れられへんのはわかってた。
でもそれでいいの?
先のことは考えへんで。
もっともっとナォコのことを好きになっていくと思う。
でもその時にやっぱ無理ってなったら?
ナォコが28歳とかなってから結婚相手探すのしんどいで。
ナォコのことが好きやから幸せになって欲しいと思うからこんな風に思ってしまう。。。」
”ナォコのコトが好きやから・・・”
その言葉を聞くたびに心がギュっとなった。
じゃあなんで別れるとか言うん?
好きやのに別れるん?
それってそこまでの気持ちってコトじゃないの?
複雑だった。
でもシュウジのコトが好き・・・
離れられへん・・・
「それでもぃぃ・・・」
「じゃあその言葉に甘えさせてもらう・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・ギュってして・・」
力強くだきしめられた。。。
そのとたん涙があふれだした。
複雑な気持ちと安心とこれからの不安と・・・・・
お互い好きだけの気持ちで保たれた。
その話し合いからシュウジの優しさが一層増した気がする![]()