謹賀新年、あけましておめでとうございます。
旧年中はたくさんの方に支えられ、
また新しい年を迎えられる事ができました。
すべてのみなさまに、心より感謝申し上げます。

また、ぽつりぽつり綴っているこちらのブログに
本日もお越しくださいまして、ありがとうございます。


パリのお正月はのんびり、穏やかです。暖かでしたし。
年越しは家族同然の友人宅で朝まで過ごし、元旦はゆったりと過ごしました。
(いわゆる寝正月です。。。)

昨年は高熱でそれどころじゃなかった年始でしたが、
振り返ると思いがけない出逢いから世界がびっくりするほど広がって、
終わってみるととっても実り多く豊かな1年でした。
想像だにしない、流れみたいなものは存在することを実感しました。

今年はどんな1年になるのか。。。。。楽しみです。


ただ感じることは、どのような幕開けであろうと、
毎日毎日を大切に生き抜いて、
朝を迎え、また生まれ変わって1日を大切に生きる。
それが365日積み重なって、1年という形になるのだということ。


日々のことを大切に、周りのひとつひとつに心をこめて、
変化と全てを味わい尽くして、生きたいと思います。



みなさまにとって、
驚きと感動に満ちた1年になりますように。
豊かな日々でありますように。
心からの祈りと、愛をこめて。




本年も、どうぞよろしくお願いいたします。




2013年 元日    坂川 奈緒子







2012年のパリのクリスマスはずいぶん暖か。
皆様いかがおすごしでしょうか。


24日、イブの真夜中のミサに出演させていただいてきました。
クリスマスはキリストさまのお誕生日!ですから。


夜中23時にはもう既に沢山ひとが集まって、音楽が始まります。
0時を回ると鐘が鳴り響いて明かりが沢山ともされ、
聖歌とともに祝福の日を迎えます。

大きな教会なのですが溢れかえる人たち。
クリスチャンにとっては最も大切なミサなのでしょうね。
(かくいう私はクリスチャンではないのですが。。。)

そして、とにかく歌う、歌う、歌う!
神父さんの言葉ひとつも、フレーズにのせて。


歌声はあまりにも美しく響き、
高い天井を越え、夜空にとけていきました。







世界中いたるところで、サンタさんが活躍し、
子どもたちや家族、友人たちと共に笑顔で迎えるクリスマス。

愛としあわせに包まれていますように。



穏やかなクリスマスの夜を、おすごしください。










フランスの昔からのクリスマスキャロル、
 Il est né le divin enfant(神の子が生まれた)”の
歌詞の中にオーボエが登場しててびっくり。
ほんのすこしご紹介しますね。


Il est né le divin enfant,
Jouez hautbois, résonnez musettes!
Il est né le divin enfant,
Chantons tous son avènement!

Depuis plus de quatre mille ans,
Nous le promettaient les prophètes.
Depuis plus de quatre mille ans,
Noua attendions cet heureux temps!

.....

神の子が生まれた、
オーボエを奏で、ミュゼットを鳴り響かせよう!
神の子が生まれた、
彼の到来を皆で祝い、歌おう!

4000年も前から、
預言者たちに約束されていた。
4000年も前から、
この祝福の時を待ちわびていた。
....








秋が深まるこのごろ。

ふとした木漏れ日がなんだか懐かしかったり、
どこかからこぼれる音楽に、こころが疼いたり。
暖かなコーヒーの香りに、ふ、とときめいたり。


そんな経験は、ありませんか?



    *


先日書いた記事、60兆の続き。

私達のからだは、60兆個もの細胞がつくっていて、
わたしたちのこころが、それらを導いている、ということを
書かせて頂きました。


今日はそのつづきです。


私達のこころや脳は、現在を常にいろいろ見て、常に情報を身体に送っています。
それらは、細胞さんに届いて、かれらはちゃーんと、記憶します。
いままでの何十年ぶん、全部。


「今」の思いが全然別のところにあっても、
からだは覚えている。
「ふ、」とした瞬間に蘇るのも、そんな記憶のひとかけら。



嬉しい思いも、
辛い思いも、
悔しい思いも、
感動も、

すべて。





そんなふうにして、

日々の想いが、からだをつくっていきます。



PCやiPhoneよりずっと自発的で高機能だよね。。。。
忘却機能もついてて。。。。笑



(そして、なぜかまだ続く。。。)