こんにちは、ライフコーチの渡丸奈穂子です。
お客様の潜在能力を引き出して、自分らしく輝くサポートを
オンラインを通じてのコーチングセッションで行っています。
◇ 尊敬語と謙譲語の使い分け方
本当に沢山の方々が、尊敬語と謙譲語を間違って使っています。
『□□様は、おられますか?』 『あの件、もう伺われましたか?』 という言葉づかいを、よく耳にします。
『おられる』や『伺う』は謙譲語で、へりくだった表現をすることにより、相手に対して敬意を表すものです。
ですから、相手の方に使ってはいけません。
この様な時は相手を高めることで敬意を表す尊敬語を使います。
『□□様は、いらっしゃいますか?』 『あの件、もうお聞きになりましたか?』 が正しい使い方です。
『受付で伺ってみてください』という言葉づかいも、よく耳にします。
これも同じく『受付でお聞き頂けますか?』が正しい使い方です。
『どうぞ頂いてください』 『ご主人、お夕飯はお家で頂くの?』などの言葉づかいも、よく耳にします。
どちらも丁寧な表現と思ってしまいますが、『頂く』は謙譲語ですから、相手の方に使ってはいけません。
『どうぞ召し上がってください』 『ご主人、お夕飯はお家で召し上がるの?』が正しい使い方です。
この様に、尊敬語と謙譲語を正しく使えていない方が、多くいらっしゃいます。
逆説的に言えば、沢山の方々が間違えやすい敬語を、正しく使える方には、育ちの良さを感じられるということです。
間違った敬語の使い方に違和感を持つ感覚を身に付け、正しい敬語の使い方をしていきたいですね。
心より感謝いたします。
人生を輝かせる ライフコーチ 渡丸奈穂子
次回も、お楽しみに!