おはようございますニコニコ
今日はお彼岸ですね。
お彼岸は
あの世と最も近づけると信じられています。
ご先祖様に感謝したい日です。
今日はお彼岸にお供えする
季節のお菓子のお話です。
春のお彼岸には季節のお菓子
「ぼたもち」を
お供えしてご先祖様を
供養します。
そして秋のお彼岸には「おはぎ」を。
「ぼたもち」と「おはぎ」、
同じじゃないの?びっくり
私も調べるまでは
名前が違うけど
同じもの!
と思っていました。
「ぼたもち」と「おはぎ」の
違いをまとめてみました。
これで子供に聞かれても大丈夫!
「ぼたもち」と「おはぎ」のことクローバー
「ぼたもち」も「おはぎ」も
あんこでお餅を包んだ和菓子!
という点で同じものです。
季節によって呼び方が違ったり、
違いは次にまとめてみました赤薔薇
①名前の由来
ぼたもち→ 春に咲く花「牡丹(ぼたん)」が由来
おはぎ → 秋の七草の一つ「萩(はぎ)の花」が       由来
②季節
ぼたもち →   春、春のお彼岸の頃
おはぎ  →   秋、秋のお彼岸の頃
※ぼたもち(牡丹餅)→ 春
 よふね(夜船)  →夏
 おはぎ(お萩)  →秋
 きたまど(北窓) →冬
と季節ごとの呼び名があります黄色い花
③大きさ
ぼたもち→  由来である牡丹の花が大きいことから
     『大きめ』
おはぎ→      由来である萩の花が小さいので
     『上品で小ぶり』
※地方によって、お店によって
大きさを区別しているところもあるようです
④使われているお米の種類
ぼたもち → もち米
おはぎ  → うるち米
⑤餅のつき加減
ぼたもち → もち米がお餅になるまでついたもの 
おはぎ  → うるち米を粒が残る程度についたもの
⑥あんこ
ぼたもち → 『こしあん』
おはぎ  →  『つぶあん』
※小豆は収穫の時期によって柔らかさが異なります。秋に収穫すると皮がまだ柔らかく『粒あん』としていただけますが、春まで待って収穫すると皮が硬いのでこして『こしあん』にしたほうが美味しくいただけるので春の『ぼたもち』は『こしあん』、秋の『おはぎ』は『粒あん』という違いが生まれたのでは?と言われています。
小豆には魔除けの効果があり、五穀豊穣の象徴であるお米と一緒に祭事に用いられてきました。
邪気を祓い、ご先祖様の霊を慰めるために
お供えされてきた「ぼたもち」や「おはぎ」
お彼岸にお供えすることで
五穀豊穣を願い、収穫できたことを
神様に感謝していたと言われています。
仏壇のない我が家ですが、
ご先祖様の写真の前に
「ぼたもち」をお供えして
家族と一緒に
感謝の気持ちを伝えたいと思います花束
最後まで読んでいただきありがとうございましたラブ
♥日本文化発信中♥
日本の文化について知りたい方に
心を込めてお届けしています。
古くから伝わる風習や季節の行事を
取り入れることで
丁寧な暮らしができ
子供も大人も心豊かに
暮らせたらいいなと思っています♡