おかんは最期までおかんやった | スキルス性胃ガンになったおかん~抗がん剤はしてまへん!~

スキルス性胃ガンになったおかん~抗がん剤はしてまへん!~

2015年3月20日。
おかんが胃ガンの告知を受けました。
娘の視点で綴るブログです。


なんちゅーか、当たり前のタイトルですけど(笑)



今日、マリーの付き添いで病院行きまして

沢山の老人を見ながらしみじみ感じました



『おかんは最期までおかんやったなぁ』と。




たとえ、おかんがボケようが

寝たきりになろうが

話せなくなろうが

私のおかんである事に変わりはないから

何があっても、100歳超えても最期まで看る真顔

とは思ってましたが
(おかんは『それはしんどいってパー早く施設に入れてくれ真顔』とゆーてましたけども)


ガンになって

見つかった時は末期で

ほんで最初から何も治療はやりたないゆーて

ホスピス入りたいゆーて

機械に繋がれて死にたないゆーて

最期は眠りながら逝きたいゆーて




ホンマに、有言実行した真顔




めっちゃしんどくてたまらんのに


『今死んだらさ、丁度台風きてるからアンタ大変やで』


とかゆーし




『月またいで入院したら医療費がなぁ…

それにアンタも9月から心機一転ひらめき電球

って感じで仕事いきたいやろ?

8月末でな、サクッとなグッド!真顔

とかゆーし






ホンマ、何なん(笑)

おかんって何(笑)





うちは自分の死期を悟った時

冷静でいられるんやろか



いや、おかんも

ホンマは冷静じゃなかったんかもしれへん


ただ、うちの前では最期の最期までおかんやった




『えーあせるこんなん、うちのおかんちゃう叫び

とかなかった




心配してたせん妄も

ほんのちょびっとやったし←心配してたんはうちだけやったけど(笑)



繋がれてる機械は、眠るお薬の点滴のみで

ホンマに寝ながら逝ったおかん。

(死前喘鳴は怖かったけども真顔)





何か、おかんって何やったんや(笑)






あの精神力のおかんの子供が

こんなどうしようもない

フニャンフニャンな私だなんて…


神様、ごめんなさい滝汗←何の謝罪やパー







最近、色んな本を読んで

色んな生き方・死に方を知って

ホンマになんちゅーか

勉強。




とりあえず、学びを得てます。


ありがたい事です。




『生』と、特に『死』から学ぶ事って

深いし、答えがない。






人それぞれに答えを出して

あの世に旅立っていくんやろな…




だからこの世におる人間は

一生かけて答えを模索しながら

自分の生を全うするんやろな







なーんて、ちょっとカッコつけてますけど

基本的にわたしゃなーんも考えてまへん(笑)ニヤニヤ





朝起きて、息をしてたら

今日という日を精一杯生きる真顔!


それのみ(笑)!








例のごとく、色々思い出して

センチメンタル・ジャーニーな7月です真顔