宮菜穂子オフィシャルブログ「菜時記」Powered by Ameba -1869ページ目

肉体


マリンバという楽器は、

その昔、地面に穴を掘って渡した板をたたいたのが発祥だとか。

板の長さや厚さ云々よりも、穴の大きさ深さが大いに関係するのだと、

小学生の音楽の時間に、実験した記憶が。

アフリカ→中南米→米国、そして日本にたどり着いたのだこの楽器。

今夜、身をもってその大いなる伝播の歴史を体感した次第。

『宅間久善コンサートツアー2008”絶驚”』@よみうりホール

息子さん二人と、この久善さんの演奏は、

ラテン、ボサ、ポップス、バラード、さだまさし、

多岐にわたって会場大賑わい。

音楽の中で、楽器と一体化した彼らの肉体が、

大地を蹴って走るチーターのように見えました。

音楽の中で、弾まずにはいられない、打たずには、奏でずにはいられない、

「衝動」の連続。

それが、彼らの音楽でした。

ローズウッドを叩く。振動がパイプを伝わる。音が鳴る。

シンプル。

楽器はどれもシンプル。

感情を叩く。振動が身体を伝わる。音が出る。

演劇もシンプル。な、はず。

衝動の連続。な、はず。

マリンバよ、ありがとう。

ちなみに宅間さんのHP↓

http://www.takuma-hisayoshi.com/

・管理人より↓

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