講演会
先日の上智大学での講演会、
いらしていただいた皆さま
ありがとうございました。
なにをお話ししようかと考えたとき、
泣いたり笑ったり、飲んだり出したり、
「今」を目の前にして賢明に成長する
二人の生物たちとの毎日は
ともするとわたし自身も
「今」だけになってしまい
振り返るということを忘れているなぁと
気づきました。
そして、
ア〜、ウ〜、フィ〜、の愛らしい発語にまみれた日々に
自分の言語性も少しあやうくなっていることにも
気づいてしまいました。
あぁ、なんて面白い現象!
そんななかで、
学生時代にお世話になったイスパニア語学科の先生方、
駆けつけてくれた同級生たち、
現役の学生さん方、
思いがけない方たちとの時間は
とっても刺激的で有難いひとときでした。
学生時代を謳歌したとはいえない
不勉強学生のわたしに
こうして母校に戻る機会を与えてくださったこと
本当に感謝いたします。
副題の「イスパニア語との再会」
に恥じぬよう、
勉強せねば、と改めて肝に銘じ、
またのイスパニア語にまつわる演劇との、
そして大学にまつわる方々との再会を
楽しみにしております。