母校にて
母校上智大学にて、授業でした。
一般教養科目「演劇からみえる世界と人間」という秋学期の一コマ。
200人弱の学生さんを前にお話しするのは
舞台の本番より緊張しました。
しかし、担当の英語学科の東郷先生のお支えで
無事終了。
イスパニア語学科を卒業して
なぜ芝居の道に入ったのかということをお話ししたり、
東郷先生と少し歌を歌ったり。
楽しく、学ぶことの多い時間でした。
授業のあとは、
Sophia Shakespeare Company(通称SSC。シェイクスピア作品を英語で上演する上智大学の劇団)の
お稽古をちょこっと見学。
以前拝見したときよりも人数が増えていて
本番前とあって、熱気にあふれていてびっくり!
12月16日、17日に「King Lear」を
かもめ座にて上演するそうです。
原作の英語で。
すごい。
毎回思うけれどすごいことだ。
応援してます!
留年ばかりのヘボ学生も、
ここで学ぶことを知り、
友達に出会い、
学び足りぬことの実感だけをもって卒業してしまったなぁと
帰り道の校舎のイルミネーションを眺めながら
郷愁にかられました。
大学という場所は、ほんとうにひらかれた場所。
あたたかい受け皿。
そこになにをどう調理してどう盛るかは己次第。
あたたかくも厳しい場所。
わかった上でもう一度学生に戻れたら、
そんなことを思った日でもありました。
学生のみなさん、東郷先生、
ありがとうございました。