阿古屋と天まめ
「天まめ」。
築地のちょいと裏手で、
朝の7時からやっています。
涼やかピリリのおいしいピクルスが。
続いて天まめの「てんまめ」。
天草を仕込む工程を眺めつつ、
ブリンブリンの寒天に、
あんこ、豆、きな粉、黒蜜をかけて。
一人分食べきれるか心配になるほど。
これはもはや朝食、昼食、
あるいはしっかりおやつにいい。
お持ち帰りには、
あんみつ、みつ豆はもちろん、
ピクルスも、
大豆と昆布の煮物も。
美味しい、気持ちのよいお店。
今月の歌舞伎座の幕見、
「壇浦兜軍記」、
玉三郎さんの阿古屋。
いやぁ、幕見の立ち見もぎっしりで。
そりゃそうだわと、
歌舞伎座のてっぺんから
ただただ吸い込まれ。
それぞれの楽器の音色にこもる、
想いの重さよ。
平然と(とは言い難いけれど)奏でられる音のなかに、
何億何兆の思いの粒があることか。
ちなみに、今日の幕見は
発売の1時間前に並んで50番代でした。
みなさまもぜひ。