歌舞伎座夜の部。
通しで。
いやはや、
染五郎さんの弁慶、
吉右衛門さんの義経。
今しかみれない、
これ芝居、という時間でした。
役者の全てをつぎ込んだ熱が、
劇場中を静まらせ息をとめ見守らせる。
義経の存在も重厚で、
唸ってしまう。
あたらしい、記憶に残る勧進帳。
ハタチのころ、
必死こいて勧進帳を暗記したことをうっすら思い出し、
帰宅して本をひらいてしまった。
鈴ヶ森の菊之助さんの白井権八、
すし屋の時蔵さん梅枝さんも、
美しい。
25日まで。
来月の演目も楽しみ。
昼夜どちらにしようかしらん。
われらがキヨヒラ様が出られるのだもの。
やっぱり、、昼かな。