水沢から盛岡へ
法事で岩手に来ております。
母の生まれた奥州市水沢江刺。
実は私はまだ数えるほどしか来ていません。
抜けるような青空、
夏の気配のむくむく雲、
田んぼの緑、
胆沢平野。
駅のドアのとっても、
プチ水沢鋳物が。
駅の看板も、ウフフ。
旅行できたのではないので、
ウフフと連発してはいけないのですが、
なぜか懐かしいような、
血が騒ぐというよりも、
血が落ち着く、流れてゆく、
そんな気持ちになりました。
こちらの法要では、
お餅がたくさんふるまわれるのだそうで、
生姜餅、胡桃餅、お雑煮、あんこ餅・・・。
こんなにお餅のいただき方があるなんて。
初めてお会いする親戚、
血のつながりは、
地のつながりと、
この年になって身をもって知りました。
さて。
父の生まれた盛岡へ、
東北本線トコトコゆられ、
夕陽と岩手山にあいさつしながら。
中津川沿いの岩手県民会館を横目にみながら、
のんびり橋を渡りました。
やはり6月。
日がのびて、
もうすぐ20時というのにこの景色。
ここがわたしの好きな場所。
東京生まれとはいえ、
岩手はなぜかなつかしい。
「ち」をおもう
そんないちにちでありました。
iPhoneからの投稿