ZED | 宮菜穂子オフィシャルブログ「菜時記」Powered by Ameba

ZED

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みてきました。
去年の夏に以来です。

ハードはあれだけスペクタクルで、
ソフトは全くの人間の肉体の自然美のみ、
というところが、
シンプルさを追求した、
まさに総合芸術、というかんじがします。

おどろきという作用のあとに、
感動だったり、悲しみ、怒り、喜びなどがくるのだろうけれど、
そのアタックの衝撃、おどろきの作用が、
ZEDは人間の肉体のみから呼び起されて、
観ているものの、
血肉や肌を直接に喚起するところが、
スポーツとエンターテイメントのどちらの要素も併せ持った、
不思議な芸術なのだと思います。

演者が、まるで砂遊びをして楽しんでいる子供の用に、
生死をかけた綱渡りやら空中ブランコやらをしている、
そのことが、スンゴイ。
今日の自分を、今日のお客さんを心の底から楽しんでいる、
というところが、スンゴイ。

先月の23日に再開したZED。
海外のアーティストはみんなものすごいパワーをもって、
あの空間で「遊んで」います。

2千以上の劇場をいま満杯にすることはむつかしいのは承知で、
少しでも、お客さんが増えますよう、戻ってきますよう。

まだの人はぜひ、もうのひとは、また。