なんの啓示だシアターガイド
大工さんがきて、工事のいちにちでした。
あけっぱなしの玄関から、ひっきりなしに大工さん、塗装屋さん。
東京程度のこきざみな余震でも、
14階は、そして無造作に高く積まれた本たちは、
扉をはげしくつついていたようで。
次の舞台は晩夏からお稽古ゆえ、
このような毎日ゆえ、
ひとまず昔のものは死角に押しこんだ演劇関係の本たち。
しばらく忘れていた毎日なのに、
天袋の上から、どぉぉぉぉっと↓
![$宮菜穂子オフィシャルブログ「菜時記」Powered by Ameba-__.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/20110413/19/naoko-miya/76/0c/j/t02200165_0800060011164029310.jpg?caw=800)
シアターガイドっていう演劇情報誌です。
92年創刊。
取っておいてたのですね、
ぐぉぉぉっと押し崩れてきました。
太ももの上くらいまで、
19年間のシアターガイドに埋もれました。
月刊誌だから、その数およそ200冊強。
創刊当時は、左びらきのごく薄い冊子。
なけなしのお小遣いでかって毎日持ち歩いてました。
自分が出演したパンフや資料はポイポイしてしまうのに、
これは捨てられないんですね。
でもそのかさばる存在をわすれていた。
憧れの舞台の世界とのゆいいつの接点、
鍵だと思って読んでいた時の、ワクワクした気持ちを、
ちょっぴりわすれていた。
いや、かなり忘れていた。
タイトルや、写真や、記事、それにどう思ったのか、
どんな期待を抱いていたか、
あんな薄い冊子なのに、何千という風船が詰まっている、
そう信じてやまなかった、
そんなことを思い出したのでした。
太ももまでシアターガイドに埋まった日。
以上。
あけっぱなしの玄関から、ひっきりなしに大工さん、塗装屋さん。
東京程度のこきざみな余震でも、
14階は、そして無造作に高く積まれた本たちは、
扉をはげしくつついていたようで。
次の舞台は晩夏からお稽古ゆえ、
このような毎日ゆえ、
ひとまず昔のものは死角に押しこんだ演劇関係の本たち。
しばらく忘れていた毎日なのに、
天袋の上から、どぉぉぉぉっと↓
![$宮菜穂子オフィシャルブログ「菜時記」Powered by Ameba-__.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/20110413/19/naoko-miya/76/0c/j/t02200165_0800060011164029310.jpg?caw=800)
シアターガイドっていう演劇情報誌です。
92年創刊。
取っておいてたのですね、
ぐぉぉぉっと押し崩れてきました。
太ももの上くらいまで、
19年間のシアターガイドに埋もれました。
月刊誌だから、その数およそ200冊強。
創刊当時は、左びらきのごく薄い冊子。
なけなしのお小遣いでかって毎日持ち歩いてました。
自分が出演したパンフや資料はポイポイしてしまうのに、
これは捨てられないんですね。
でもそのかさばる存在をわすれていた。
憧れの舞台の世界とのゆいいつの接点、
鍵だと思って読んでいた時の、ワクワクした気持ちを、
ちょっぴりわすれていた。
いや、かなり忘れていた。
タイトルや、写真や、記事、それにどう思ったのか、
どんな期待を抱いていたか、
あんな薄い冊子なのに、何千という風船が詰まっている、
そう信じてやまなかった、
そんなことを思い出したのでした。
太ももまでシアターガイドに埋まった日。
以上。