愉快 | 宮菜穂子オフィシャルブログ「菜時記」Powered by Ameba

愉快

アンナ・カレーニナなのに、
こんなに笑ってばかりでいいのか、というお稽古場。

各人がとても濃くていらして、
おまけに、きっちりすぎるほどに、
それぞれ、役を全うされるので、
思いに真っ直ぐな人々の生き様が、
はたから見ているとオカシイのです。

音楽が本当に人物と息づいていて、
葛山さんレイヴィンや山西さんスティーバの場面は、
見事すぎで、見ている我々の席ではヒクヒクと笑ってしまう。
わがお嬢様キティ嬢も本当にカワユイ。

細かい裕美さんの演出、
それぞれの生き様のエゴの逆算が面白い。
アンサンブルとして出ている場面の意味というのを、
なんだか初めて知ったような気持ちです。

網目のように張り巡らされた、
目に見えない糸、つまり意図の中、
有機的にも無機的にも居ることを目指して。


それにしても、リトミックって苦手です。
発声のときに、歌唱指導の正義さんが必ず行うシメのリトミック。
皆目わからん。

今のところ笑い汗と冷や汗ばかりなので、
クラスを受けてバランスとるのだ。