花組芝居 | 宮菜穂子オフィシャルブログ「菜時記」Powered by Ameba

花組芝居

『花たち女たち』@スペースゼロ

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原作:有吉佐和子 『芝桜』『木瓜の花』(新潮文庫)
脚本:飯島早苗(自転車キンクリーツカンパニー)
構成・演出・出演:加納幸和

ダブルキャストの「夢たち」の配役で拝見。
つまり植本潤さんが正子を演じるヴァージョン。

先日原作を読み直したばかりで、
どういう切り口で、どう新劇ではなく、
演劇になるのかと思っていたけれど、、
最高でした。
花組芝居初観劇でしたが、こんなに面白いとは。

役者は全員男性。
歌舞伎でも大衆演劇でも、そのはざ間でもない、
新しいジャンルなのですね。
演じ手の性別がどうであろうと、
私には、有吉佐和子の世界が、
現代に新しく生き生きと、表われてきたようでした。

笑って泣いて、存分に五感運動して、
最後にぽつりと残る人間の生き様。
音楽も、踊りも、本当に絶妙。
まさに、ライブ。

もう一度原作を手にしたら、きっと、
あの役者さんたちの顔が仕草が、浮かんでくるはず。
そして、それがとっても楽しみになるなぁ、と。

植本さんの舞台は、いくつか拝見して、
念願かなって、マテリアルでご一緒できたけれど、
ここまでスンゴイ方だとは。
たまらなく楽しいのだろうなぁ、板の上が。
素敵な出会い、ありがとうございました。

出会いといえば、劇場で、思いがけず、
チームマテリアルに再会。
キャスト、制作、演出家、そして植本さんと、
終演後は久々の語らい。

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それにしても、
なんてカワユイチケットでしょう。
こういう所が、たまらない。