筋か骨か | 宮菜穂子オフィシャルブログ「菜時記」Powered by Ameba

筋か骨か

普段の生活で、仕事で、
骨格と筋肉、どちらに感覚をおいてますか?
と言われたら、どっちでしょ。

どちらも曖昧だったことは確かです。

あぁ、胃が痛いとか、喉が痛いとか。
そもそも胃って、喉ってどの辺か。
肩こるわぁ、の肩って、実はどれ、とか。

世界の中の、日本。
そして、東京、世田谷区、下北沢、代沢。
住処はすらすら言えたとしても、
自分の内臓や筋肉の住処は、曖昧。
うーん、関東あたりかな、位です。

頭蓋骨はいくつかの骨が縫合されているとか、
肩は三つの骨が統合されているとか、
手首足首には細かい骨がいっぱいある、とか、
首の一番上の骨は、
思ったよりも上にあるとか。

たくさんの内臓を包み込んでる骨格。
たくさんの筋肉がつないでいる骨たち。
もともとあるべき骨格を再認識し、
意外にSPACEのある身体だと認識すれば、
身体は痛みや圧迫を超えて、随分自由になるもんです。

ダンスの前に、ガシガシとストレッチすることより、
自分が内包している200以上の骨たち、
そしてその骨のつながりである間接を意識してあげれば、
それが最高のストレッチ。
実際どこにあるのか未だに知れない、
ココロ、なるものも自由になった気が。

身体と心と脳が一気に繋がる、
動物本来の姿になる、
私の目指すとこへの近道を見つけました。
長い年月かけて、学んでゆきます。

頑張らないで頑張ること、これが難しいさ、
アレクサンダーさん。