しかご
幕があきます。
2ヶ月あまりの旅を終えて、
また新しき旅に。
昨日の公開稽古は、みんな緊張。
そりゃそうです。
劇場の飽和した空気を初めて感じたのですから。
強烈なレスポンスを受けたのですから。
お客様が入って、本当にこれからです。
ゲイリーやターニャ、スティーブン、他外人スタッフが
お国へ帰って、我々だけになってからが、
本当の旅です。
かわゆい子には旅させませう。
おそらく統制の取れた、かつ個々のたつ
日本版のCHICAGOが育つかと。
いやー、冒頭の健さんとのタンゴ登場はとても、
クルクルまわして頂き、オンナ冥利につきました。
そう、リフトは心の波長によりけり。
サーカスのナオキ君とのリフトもケンタウロスになったの如くでした。
小さな要素が細胞の如く集まって、
一個体をつくる、作品をつくる。
つま先のポイントひとつ、親指の形ひとつ、
心の波動ひとつひとつが、細胞くんです。
さ、幕開き。