「夢見る部屋」 | naokoの日記

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日本文学100年の名作 
第一巻 1914-1923 
夢見る部屋

池内 紀  川本三郎 松田哲夫  編

こないだいきなり5巻からだったので
http://ameblo.jp/naoko-depp/entry-12025433140.html
遡って1巻を


1915 父親 荒畑寒村 
名前は聞いたことあるな 程度でしたが
社会主義運動に傾倒の息子と その父親像 
ちょうど100年前になるんですね
田舎の風景描写がモノクロにて思い浮かびます

1916 寒山拾得 森鴎外
中国の逸話を下敷きjに
う~ん なんだか哲学だわぁ

1918 指紋 佐藤春夫
ミステリアスで幻想的
エドガー・ポーの怪奇小説の影響を と
確かに

1918 小さな王国 谷崎純一郎
尋常五年生の あるクラスに引っ越してきた
生徒によって方向性が変わっていき
それは独裁政治へと・・・
受け持った貝島先生の眼で
この短編集の中で一番好きかもしれない
引き込まれました サスペンスフル

1919 ある職工の手記 宮地嘉六
プロレタリア文学とは みたいな
この頃の少年のけなげさが切ない

1921 妙な話 芥川龍之介
カズオイシグロにこんな小説あったな
幻想的でモノクロの中に
ところどころ彩色が施されてるような印象

1921 件 内田百閒
ユーモラス なんだけれど
いやあ怖いわ そしてやっぱり面白い百閒ワールド

1921 象やの粂さん 長谷川如是閑
まず 象使い というのがいいし
出てくる人たちも どことなくのんどりしてて好ましい
昔の日本人 庶民ってこんなだったかな
好みの一篇です♪

1922 夢見る部屋 宇野浩二
なんかわかる 自分の世界
元祖 ひきこもりオタク系 は
ブログがないから小説に^^かな

1923 黄漠奇聞 稲垣足穂
大正時代にはアイルランド文学がブームだったそうで
~ケルト神話 北欧神話をもとにの幻想文学
の影響+アラビアンナイト ということです
月の沙漠♪が思い浮かびました
 
1923 二銭銅貨 江戸川乱歩
大正時代を背景に
暗号解読やどんでん返し
元祖名探偵コナンって感じです♪


時代も感じられ どれをとっても読みごたえが
二巻が楽しみに♪
というわけで 図書館で
「文豪の家」を(=^・^=)


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読書復調

コンタクトレンズをしようとしたら
座布団みたいにデカくなってて えええええ・・・!!!
という夢を見たら 目が疲れてるんですが
なんと
ここんとこ左右逆に 取りちがえていたようで(p_-)
~何十年も左右同じ視力だったのが
こないだから左右少し違ってきてて

もしかしたら連休旅行あたりかな・・・
早く気付けよ(>_<)
老眼ススんだんかな眼鏡つくりかえようかな
とか思っていたの
数日前に もしかしたら・・・
と反対にやってみたらあらら快適(゜゜)