「私の美の世界」 | naokoの日記

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森 茉莉


お出かけ用文庫本
あまりにも長きにわたり
すこし買ったときとは違う趣に・・読み終わり

読みはじめは面白がっていたの
ボッチチェリイのウ゛ィーナスに
おおお一緒だ好み
いつか読んだジイブの「ルゥルゥ」などについてや
萩原朔美~サイン本持ってるっ♪探したりして


だけど途中で震災が


“海は私にとっては、
無限の月日の向こうから蒼を湛え、
おなじ響きをくりかえしている魔ものであって、
その海の底に凝と動くでもなく、
動かぬのでもなく“


というところに栞したまま
はたと止まってしまったのでした


一月をおいて
再度なぞる


反ヒュウマニズム礼讚
おかしな国
など・・・といつもだったらさらりと読んでしまうような所にも
躓きながら

来し方を振り返り
行く道について
これまでの考えを方など修正したり・・・
したのでした


とか真摯に謙虚になったのに
カバー表紙が苦手分野~ほんとにほんとにすみません
井上公三さま


なのでずっと違うカバーをかけていたのでした

私の美の世界(-.-)貫いてしもうた