エリザベス・ハント
野口百合子 訳
フランス革命勃発のきっかけの一つになったといわれる
真相は藪の中の王妃の首飾り事件を
ジャンヌ・ド・ラ・モット・ウ゛ァロアを中心に
ジャンヌはウ゛ァロア家再興を願う美しき闘志だった
という今までと違った解釈で
表紙にあるようにヒラリー・スワンクで映画に
巻頭に ふんだんにその写真もあり
いきなり
“化粧した娼婦の頬を爪で強く引っかくと、彼女がまとう白粉と紅の見せかけの下から、血がしみだしてくるのが見えるのと同じほど、たしかな現実なのだ。“
みたいな少々おおげさな比喩のドラマチックな幕開け
彼女を支える男性レトーも現れたりしてハーレクインロマンふう
ここんとこエッセイと短編を読んでいたのだけど
落ち着かない気持ち上の空でなかなか頭に入らないので
直截なものに逃避した
ひとつひとつ場面が克明に浮かぶ
~写真のせいかなと思ってたら
映画のノウ゛ェライズでした
しかも作者は"12モンキーズ"のノウ゛ェライゼーションも
手がけたかたらしい
あの映画結構好みだった
~テリー・ギリアム×ブラッド・ピッド♪
それにしてもヒラリー・スワンクすごいな
“ボーイズ・ドント・クライ“
“ミリオンダラー・ベイビー“あたりとは全然違う役どころのよう
だけどハマってる
また映画もみてみたい♪