「英国王のスピーチ」 | naokoの日記

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観てきました


まずは コリン・ファースの演技にみえない演技 に感服

少し左肩が下がった後ろ姿に凝縮
幼少からの長きにわたる抑圧された王族としての生活

威厳ある王の父 闊達な兄の中で 
内気で生真面目な彼は吃音に悩む

父亡きあとを継ぐ兄の王位放棄

~王位よりシンプソン夫人との恋を選ぶ

それも凄いわ ガイ・ピアースぴったり
に伴い継承の国王の座~ジョージ6世

終盤のナチス開戦前のスピーチに果敢に立ち向かうシーンは
ある意味ハラハラドキドキでした

言語療法士のライオネル~ジェフリー・ラッッシュのもとで
少しずつ表情豊かになっていくとこがいいな

~その彼がまたいいのよ

いってみれば シェイクスピアかぶれの元俳優

なのだけど その妻そしてその息子たちも あたたかい 



久しぶりにフツーの役のヘレナ・ボナムカーターがみたくて♪
すこしふっくらの彼女のエリザベス妃☆彡

素敵だった 愛があふれて


衣装担当が「モーリス」「眺めのいい部屋」「ハワーズエンド」と
イギリス映画にときめいた頃の方
というのも楽しみで~期待を裏切らず

観たあと無言のダレカサンには少し気を遣いつつも
なかなか良かったな
と^^

しかし
皇室の そんな記録が出版されて

三十年後とはいえ それが映画になるなんて
英国 は やっぱり大人の国