草原の午后 | naokoの日記

naokoの日記

::日々の暮らし::本と映画とアンティークと音楽と…

200804151916002.jpg
阿部知二 著

めったに歩かない通りこんなとこに古本屋さんが
店先に表紙のブルーの花が目に止まり
手にとってみれば裏にも枝が伸びてて
真ん中には型押しが(葉っぱ?)
なんかいい感じ♪
百円だったので買って帰りました
飾って眺めて それだけでも充分楽しんでいたのですが
ある日 何も読むものが無くて(実は活字中毒)
読みはじめたら これが面白く…
表題のほかに九編の昭和六年~十三年あたりの短編集でした
旧仮名遣いや旧い漢字 言葉使いはじきに慣れ
こないだ買った羽織の紐しおりに挟んでみたりして~
二編に渡り登場する「教養について」 という一文を書いた
黒づくめの教授 ちょっと逢ってみたくなりました
そして母親が
あのひとは教養がないとか
インテリゲンチャという言葉も
あのひとはインテリやけん とか言っていたこと思い出しました

最後に 装丁 岡鹿之助 とあるのををみて
へぇぇ~と 思ったけど どんな絵描いてはったか 全く思い浮かばなくて…
早速ケンサクしてみます
母のシカメ面が目に浮かびました^^;