怖るべき子供たち | naokoの日記

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コクトー、1936年の日本を歩く
西川正也 著


ジュール・ヴェルヌの「八十日間世界一周」になぞらえての旅の途中
日本に立ち寄り 堀口大學の案内で歌舞伎や相撲を愉しみ
~映画「シコふんじゃった」で引用の 薔薇色のヘラクレス…の文も~
マルチな才能を発揮した彼らしく
画家フジタ 作家の林芙美子など有名無名の芸術家との交流
一週間の滞在中の的確な記述やイラスト

「怖るべき子供たち」の翻訳と挿し絵を描いた東郷青児とは会わなかったという話
その翻訳はゴーストライターかも…ということ
「恐るべき子供たち」でコミックにもなっているそう
偶然に到着と出発がチャップリンと同じ船だった
などなど 興味深く楽しく読みました

たぶん十代のときに読んだ 「怖るべき子供たち」今も心にグサリと刺さったまんまです