アントニオ・タブッキ
鈴木昭裕 訳
お花見の予定だったけど延期
洗濯機回しながら ベッドに舞い戻りグズグズ
そうだ こないだ図書館で借りた本を読むにはうってつけ
灼熱のリスボンを主人公とともにさまよい歩く
よく冷えたロラン・ペリエに始まり
ほんとに胃にもたれそうな料理サラブーリョを食し
カクテル 緑の窓の夢とともに美術館に佇む
アコーディオンひきを従えながらそぞろ歩いて桟橋へ…
物語の紡ぎ出す混沌とした世界に身をゆだね…
あら お昼
さて花冷えの現実に戻り
みそ味のおでんの材料でも買いに行こうかな
写真はポルトガルのお土産にいただいたタイルと指ぬき
そしてブラックパンジーの花たくさん開きました