福祉関連で活躍している行政書士の仕事を垣間見たくて購入。
行政書士の教科書というよりは、一般の人向けの大変読みやすい本です。3時間もあれば読破できる読み物でした。

しかし、生活保護を受ける人からどうやって報酬を得るのかが不思議です。
そもそも、この本では3食まともに食せないほどお金がない人が、生活保護を受けるべきであるというのですが、行政書士に頼むと保護費の1ヶ月分が丸々無くなってしまうような…。

また、生活保護費を差し押さえる事は法律的にできないそうなので、着手金とか用意できる人しか行政書士に依頼できないのでは…とか心配してしまいます。

読み物としては面白かったですが、やや綺麗事が多い記述で、感情に訴える部分が多かったのが、ちょっと…みたいな感じでした。

自分で生活保護を受けようとする人には、申請受理に至るノウハウ的な部分も多く役に立つでしょう。