昔から不必要なほど責任感が強く、根が真面目過ぎるせいで自分で自分の首を絞めてきた。

 

 

 

社会人は常に全力・全身全霊では身が持たない。高校球児は目の前の一勝を全力で掴み取らなければ後がないが、プロ野球選手は長いペナントレースを戦い抜かなければならない。真面目な人ほどついつい目の前の仕事に何でもかんでも全力で取り掛かってしまいがちだが、常に100%でフル稼働していると、万が一アクシデントが起こった時に余裕がないので対応し切れない。

 

プロ野球はリーグ戦143試合を全勝しなければ優勝できないわけではない。(賛否両論こそあったが)敗戦処理に野手を登板させるといった采配も、長いシーズンをいかに省エネで戦い抜き、最終的にリーグ優勝という結果を収めるための戦略としては評価されるべきではないか。

 

 

 

プロ野球には興行としての側面もあるため完全に同列に扱うことはできないが、仕事もこれに非常に近いのではないか。毎日毎日100%でフル稼働していると今手持ちの仕事だけで精一杯なので、万が一トラブルが発生したり、同僚が体調を崩してしまったりするとオーバーフローしてしまう。70〜80%で平常運行し、いざというときは90〜95%で対処する。100%はあえて出さないくらいでないと、長期的に身体がもたない。

 

このブログを書いている途中に思いついたが、マラソンの方がわかりやすいかもしれない。100m走のペースで42.195kmは走り抜けない。いざというときのためにダッシュできる体力は温存しつつ、しかしHR70〜80%で絶えず動き続けるのである。

 

 

 

何事にも適正なペースというものがある。新卒社会人はこれからあと40年〜50年近く働き続けなければならない。「本気」というものはもしかすると、出してはいけないものなのかもしれない。