福岡呆然日記 -16ページ目
朝、便意で目が覚め用を
足してなにか食べて二度寝
というのは座敷犬のよう
ですが気持ちいいです。
夏の夜、露天風呂で火照る
体を風で冷やすのが今の
ところ私の気持ちいい
ナンバーワンで、出して
食べて寝るのコンポは七位
くらいではないだろうか。
私の専属ヘアスタイリスト
のけい君が施す洗髪術は
堂々の二位。
鼻を紙縒でなぶりくしゃみ
するのは何位だろうか。
冬の寒夜、予め乾燥機で
熱々にしておいた布団に
薄着で潜り込む。これも
いいです。
これらの快感に比べハンド
ジョブは年々輝きを失って
おり、頂戴したTENGA
は部屋の隅で待機したままです。
犬というものはこんな風に
座れるものなのですね。
この顔をご覧ください。

なんとまあいい顔をして
いることか。
昼過ぎ、自転車の回収を
するため六本松に出かけた。
昨晩ひどく酔い、乗って
帰れば無事には済まない
から店の前に置かせて
もらったのです。
行き道、昼飯を何にするか
考えてやっぱり決まらない。
六本松に来るのは
夜ばかりで明るいうちの
街並みはなんだかさみしい。
ランチの看板を出す喫茶店
があり、しばし迷って入る。
サービスランチは肉を炒めた
ものがメインでスバゲティ
サラダが付く。ごはん大盛で
七百円。
やってきた皿をみておやと思う。
スパゲティサラダといえば
麺に刻み野菜とマヨネーズが
絡んだものを想像するけれど
目前のそれは油にまむれた
白い茹で麺で一口いけば下味
もつけていない。
肉汁と醤油で味付けするも
表面の油が弾いて馴染まない。
肉を食べつつ麺で追いかける
と焼きそばに近づきライスに
そこそこ合いました。
なぜこれをスバゲティサラダと
称したのか訳を聞きたかった
です。
ラーメンから離れて飯屋を
探すとなかなかこれという
店が見つからない。
スバゲティサラダと目玉焼、
肉炒めとお新香ほどのおかず
があって、味噌汁と飯を出す店。
そう過大な要求ではない
はずがどこにもない。
ないからチェーン店ので
手を打っておりますが定食屋
は近頃はやらないのだろうか。
そのかわりカフェみたいな
設えの、いやに明るく何でも
かんでも一皿に盛ってくる
食べ物屋が増殖しており
困ります。
本日は久しぶりにてんや
へ行き天丼を食べた。
ここはタレのかかった飯を
食べるとこで、天ぷらは
飾りとまではいかないけど
飯の引き立て役です。
海老、白身魚、烏賊、隠元
に南瓜と面子は揃っている
はずがタレと飯のうまさに
かなわない。
いつでも飯の方が先に
減って天ぷらを持て余す。
だからといって丼飯に卓上の
タレをかけただけではああ
なりません。
揚げた天ぷらを飯に載せ
浸みた油がタレと混ざり
うまくなるのです。
朝昼兼用の食事を済ませた
のが十一時頃で、それから
何も口にしていない。
夜になって晩飯を考える。
ラーメンは年末から二週間
以上食べておらず、これは
自分にとって記録です。
どうしてもラーメン、と
いう欲望が薄れており少々
戸惑っています。

